西洋医学と東洋医学の違いを知っておきたい

体がだるく、疲れやすいと感じていたり、腰や肩、首などに痛みがあるので悩んでいる人が少なくありません。西洋医学の治療は、痛み止めなどの内服薬や外用薬を処方したり、神経ブロック注射などを行います。辛い症状や痛みなどで、薬を服用しているけれど、副作用が心配な人が多いです。東洋医学は漢方の生薬を処方したり、鍼灸治療などを行います。西洋医学では、内服薬や外用薬を使った治療で効果が実感できない場合は、外科手術を行うこともあります。椎間板ヘルニアや頸椎ヘルニアの場合は、症状が悪化すると手術を勧められることが多いです。

東洋医学は中国やインドなどでは、大変ポピュラーな治療になっており、体の自然治癒力を高めたり、血行を促進する働きがあります。漢方の生薬は比較的副作用が少なく、安全性の高い治療なので注目されています。西洋医学の治療を続けているけれど、なかなか辛い症状が改善しない場合は、漢方外来などで診察を受けてみると良いでしょう。

西洋医学と東洋医学はどちらにも、長所と短所があるので、どちらの良い所を取り入れた治療を希望している人が増えています。鍼灸の治療院などでは、診察やカウンセリングに時間を掛けてくれるので、まずは通院をすることが大事です。鍼灸は極細の鍼を使用したり、もぐさなどを使ってツボを刺激する治療法です。鍼灸は痛みがほとんどないですし、火傷の心配もありません。整形外科で治療を受けているけれど、辛い痛みが改善しない場合は、定期的に鍼灸の治療を受けてみると良いでしょう。